サッカーブログ
中国戦:遠藤保仁 「日本人の悪いくせが出た」(記事本文)
【サイドに行ったらセンタリングをして、ニアに誰かが入ってきて、という型にはまったプレーというのが多かったように思う。意外性のあるプレーをしないと、なかなか相手を崩すことができない。(監督に)言われたことを言われた通りにやるという日本人の悪いくせが出た。】
ベネズエラ戦:セルジオ越後氏 「コンセプトの型にはまり過ぎ」(記事本文)
【W杯が近づいて「サバイバル」が始まった。でも、選手の「W杯に行きたい」という思いは見えてこなかったね。見えるのは、コンセプトを守って「チームに残る」ことばかり。型にはまり過ぎて、そこから抜け出せない。W杯代表の座は自分で奪わないと。待っているだけの選手は、行っちゃいけない。今日は、ほとんどがそうだったね。】
遠藤くんもセルジオ氏も「型にはまり過ぎた」ことを指摘しています。
「型にはまる」とは日本人の場合、「思考停止」状態を意味します。監督の指示さえ守っていれば、勝負に関係なく監督に怒られることはない。勝負に負けたとしても、チームの責任とすれば良い。
しかし、サッカーで最も大切とされるのは、「アイデア」です!
自分で考えることを捨てしまったら、ピッチに立っている価値はありません!
ピッチに立ったら自分の存在価値を証明することが、選手の「義務」と言っても良いかもしれません。(特に日本人には!)
それにはまず、岡田監督から監督としての存在価値を証明して欲しいですね・・・。
中国戦の後に「だんだん調子は良くなっている。」と岡田監督がコメントしていましたが、「シュート4本で!?」と椅子から転げ落ちてしまいそうになりました・・・!
【国際サッカー連盟(FIFA)のワールドカップ(W杯)公式サイトは26日付のトップ記事で日本代表を取り上げ、岡田監督の写真に「われわれは準決勝に到達できる」との見出しで日本がベスト4を目標に掲げていることを大々的に報じた。】
Okada: We can reach semi-finals(記事本文)
手で行うスポーツに番狂わせは少なく、足で行うサッカーは番狂わせが多いスポーツと言われています。
だから、サッカーは面白いのですが、2004年にヨーロッパ選手権で優勝したギリシャ代表が良い例かもしれません。
ですから、監督がベスト4を目指すという志を立てて、選手たちのモチベーションを高めるのは、良いことだと思います。
しかし、あくまで監督と選手の内輪の話なら分かりますが、メディアで公言してしまうのはどうなのでしょうか?
ここで問題なのは、岡田監督自身の問題より岡田監督の発言に突っ込みを入れることが出来ない弱腰のマスコミとマイナス記事を欠かせない協会と電通の圧力の方が問題でしょう。
国内で「裸の王様」になってしまった岡田監督は、先日、協会にお伺いを立てずに代表選手の「取材制限」を先走ってしまいました。
監督と協会がやり合うだけなら良いのですが、裸の王様の問題点は言うまでもなく、現実を直視できなくなってしまうこと。そして、適切なアドバイスをしてくれる人材が周りにいないこと。
岡田監督は一旦、足に地をつけて現実を直視して、もう一度、戦略や戦術を見直すこと。そして、適切なアドバイザーに意見を求めること。以上が個人的な意見です。
【日本サッカー協会(JFA)は、育成年代の指導のスペシャリストを養成する機関を設置することとしました。その設立と運営においては、スペインサッカー連盟から人的支援、技術指導、情報提供などの協力を仰ぐこととし、この度、同連盟とのパートナーシップ協定を締結することになりました。】
スペインサッカー連盟とパートナーシップ協定を締結(記事本文)
日本代表とJリーグのレベルは、Jリーグが誕生した1993年から比べると確実に向上しています。しかし、特に戦術面や体力面では海外のレベルと比較すると、圧倒的に日本のレベルは遅れています。
海外のレベルに追いつかない原因の一つとして、ジュニア年代の育成方針の問題点が指摘されてきました。
テクニック至上主義でいわゆる「お団子サッカー」に象徴される「戦術の伴わないテクニック」が、日本のジュニア年代の育成における問題点の一つです。
日本人の戦術の伴わないテクニックは、オシム氏が「日本人の技術は、サーカスのテクニック」と揶揄してくれたのは、記憶に新しいのではないでしょうか。
サッカーは国のスタイルや価値を証明する場でもある (記事本文)
日本のジュニアサッカーが戦術の伴わないテクニック一辺倒の指導方針に傾倒していった経緯はよく知りませんが、お上(JFA)が決めたことに対して盲目的に従ってきた日本人指導者の責任は重いと個人的に思います。
特にせっかく海外で学んだ若い指導者が日本に帰国しても、残念ながら活躍する場がほとんどなかった理由は、自己流の指導方針を棚に上げて「アイツは海外かぶれだ!」と、海外で学んできた若い指導者たちを阻害してきたからです。
ですから、スペインサッカー連盟との提携は、おそらくスペインサッカーとのパイプが強い原強化委員長のトップダウンで決めたものだと思われますが、「お団子サッカー」を推奨してきたJFAの指導者たちの中では、スペインサッカー連盟のメソッドに対する抵抗は強いものと思われます。
しかし、犬飼会長が抵抗勢力を抑えて後押しをしてくれるようですので、若い指導者の活躍の場が広がっていくことを願っています!
ところで、私はバルサと提携して2007年、2008年にバルサのジュニアの指導者を招聘してFCバルセロナ・キッズキャンプを主催してきました。現在、2009年9月に福岡でFCバルセロナ・サッカースクールが開校されています。(スクールとの関わりはありません。)
実績には十分満足していますが、やはり、どうしても草の根ベースでの改革には、正直、限界を感じていました・・・。
そのような中で、スペインサッカー連盟との提携によって、今後の日本サッカーの改革が加速していくだろうと期待しています。
日本人はいい意味でも悪い意味でも「上の者に対して盲目的に従う」国民性ですから、上の者が良い方向性を示してくれれば、日本全国へ波及していくのは時間の問題でしょう。
最後に、オシム氏のコメントをもう一度取り上げたいと思います。
「日本は他の分野のレベルが高いのに、なぜサッカーのレベルは高くないのか?」
「日本サッカー向上のためには、日本人がその課題を自らの頭で考え、答えを探し続けることが必要だろう!」
新年早々にPCがクラッシュしていました・・・。
皆さん、バックアップはしっかりやっておきましょう!
さて、明日23日に駒場スタジアムで開催される「さいたまホームタウンサッカーフェスタ」のイベントとして行われるレッズOB戦に参加します。
先日、ウォームアップなしで行ったゲームで肉離れしてしまい、OB戦に参加するかどうか微妙ですが・・・、とりあえず、久しぶりに会える仲間と楽しみにしています!
あけましておめでとうございます!
お正月は高校サッカーを楽しみにしている方が多いのではないかと思います。
しかし、私は「ほとんど見ない」ですね。(もともと、テレビは見ないということもありますが・・・。)
所詮、高校サッカーは「高校生のサッカー」じゃないですか!
彼らはプロ予備軍ではないのですし、ほとんどがプロの指導者から指導されている訳ではないのですから、高校サッカーは「思い出作りの場」としてサッカーを楽しめば良いのだと思います。
現実、選手権に出場した選手の何割がJリーグにスカウトされるというのでしょうか?
そして、一番の問題が挫折した選手の多くが高校卒業後、サッカーをプレイするのも見ることも止めてしまう・・・。
スポーツ本来の目的を大人が忘れて、子供たちを大人のオモチャにするのは、もう止めた方が良いと個人的には思います!
とはいっても、定食屋に入ってテレビで高校サッカーがやってたりすると、ついつい見ちゃいますね!
やはり、最近のユース年代はテクニックは格段と上手くなっています。しかし、クリエーティブな部分は、全く感じられないのが残念です・・・。
言っちゃ悪いですが、高校サッカーを見ると「戦い方を知らない子供の将棋と一緒!」だとつくづく感じます!
「戦い方」と言えば、これは私の哲学なのですが、「戦い方は生き方に」、またその逆に「生き方は戦い方に」すごく影響を与えるものだと個人的に思います。
高校サッカーにクリエーティブさを感じることが出来ないのは、高校生が自分の人生やキャリアを全く考えていないから!といえるのではないでしょうか?
ちなみに、日本の高校卒業率は90%を超えるそうです。
学校の名誉の為に戦ったのだからと、掛け算や割り算もろくに出来ずに高校を卒業させてしまうのは、その選手の人生にとって本当に良いことなのでしょうか?
話は変わりますが、日本のゴルフ界といえば、ジャンボ尾崎さんを筆頭にガラが悪く、テレビ中継されているのにタバコをコースに平然と投げ捨てるような大人たちばかりでした。
そのゴルフ界を石川遼くん「たった一人」でイメージをガラリと変えました!
たった、一人ですよ!
ならば、「サッカーはクリエーティブなスポーツ!」だとイメージを変えられる人材が、高校サッカー界から輩出するのを期待しています!
今年もまとまりのない話からスタート!ヨロシクです!
今年も残すところあとわずか・・・。来年はどのような年になるのでしょうか?
早速、来年に向けて2つのことを取り上げてみます。
1つ目は、来年はW杯があります!何か番狂わせがないかぎり、日本代表の予選突破の可能性はまずないでしょう。
「夢のないこと言わないで!」ってよく皆から言われますが、「あなたは日本代表に何を求めているのですか?夢ですか?それとも勝利ですか?」と、必ず聞き返します。
バルセロナ戦に望むベロンが「芸術が見たければ劇場に行けばいい。私たちはショーを見せるために来ているのではなく、勝つために来ています。」というコメントが印象的に記憶に残っています。
「日本代表はW杯へ何をしに行くのでしょうか?」
まず、理解しなければならないことは、「日本のサッカー」と「世界のフットボール」は全く違うスポーツということです。
日本のサッカーは単なる「スポーツ」としてイギリスから伝わりましたが、ヨーロッパや南米では国や宗教や人種や社会的身分などを超越した「戦い」と言われています。
もちろん、現代のフットボールはルールの厳格化やフェアプレイが徹底され、「戦い」の要素はそぎ落とされてきました。しかし、フットボールに求めるものは、基本的に変わっていないでしょう。
以前、お伝えした「日本の柔道」と「世界のJUDO」が違うように、「日本のサッカー」と「世界のフットボール」は、言葉では表せないぐらい大きな違いがあります。
その違いを理解しないまま戦っても、ドイツW杯で日本代表が「ピクニック気分で戦っている!」と揶揄されたように、南アフリカでも同じことが繰り返されるでしょう・・・。
しかし、私は日本人には「大和魂」があると信じています!
日本サッカー草創期にクラマー氏が現役の川渕氏や釜本氏を前にして「君らに大和魂はないのか!」と叱咤したそうです。そのかいもあってか、日本代表は東京オリンピックでは強豪アルゼンチンを破りベスト8と大健闘しました。
その「大和魂」を南アフリカW杯で発揮してくれることを、日本代表に期待しています!
2つ目は、来年の景気も間違いなく良くはならないでしょう。そんな中でサテライトリーグが来年、廃止されます・・・。若手の移籍を活発化させることが目的であると言っていますが、サテライトリーグを廃止しなくても移籍を活性化する方法はいくつもあるはず・・・。
とりあえず、「クラブの経費削減が目的」ということでしょうか?
ここで疑問に思うのが、大分をはじめJクラブの経営難が叫ばれる中で、あの豪華なJFAビルの中にいる人たちは、なぜ景気に左右されずにいられるのでしょうか?
伊達さんや平尾氏を理事として迎え入れ、ぬるま湯状態を脱したと言えるのでしょうか?
そこで、犬飼会長だからこそ、提言があります!犬飼会長だからこそ、理解してもらえると個人的に思っています!
来年から会長職を「無報酬」で頑張っていただきたい!
「会長職は名誉職であり無報酬だからこそ、しがらみなく中立公正で職務を行える!」とヨーロッパの会長職のほとんどが「無報酬」です!
もともと、川渕元会長以前は無報酬でしたが、川渕元会長から高い報酬を取るようになりました・・・。
本来ならば、犬養氏が会長職に就く際に無報酬になっていただきたかったのだが、残念ながらその夢は叶いませんでした。
「無報酬で何が変わるの?」と疑問に思う方が多いと思いますが、話が長くなるのでまたの機会に書きます・・・。
とりあえず、メリークリスマス!
【大分のDF菊地直哉(25)が初めて日本代表に選ばれた。2007年に不祥事を起こして磐田を解雇された上、日本サッカー協会からは1年間の登録除外処分を受けた。今季途中から加入した大分での活躍が認められて代表入りし「プレーする機会を与えていただいたおかげ」とクラブを通じてコメントした。】
菊地が初代表!岡田監督「反省した人間にチャンスを」(本文記事)
チャンスを与えられた菊地くんには、必死に頑張って名誉を取り戻して欲しい・・・。
しかし、罪を犯した人間にはチャンスを与えて、罪を犯さなかった人間の名誉は無視・・・?
我那覇くんの問題は、一体どうした?
我那覇くん、がんばれ!
前人未到の6冠達成
一時代のアヤックスやACミランを凌駕する圧倒的な強さのバルセロナ!クライフやミケルスなどオランダ人が作り上げたバルセロナをスペイン人のグアルディオラが昇華させました!
テレビ中継では「カンテラ出身の○○!」と司会がウザいほどカンテラ出身を強調していましたが、確かに下部組織出身選手がこれほど活躍するクラブはバルセロナ以外ないと言えるでしょう。
さて、バルセロナの華やかなサッカーを一言で表すとすれば「クリエーティブ」ではないでしょうか?
ロナウジーニョがいた当時のバルセロナも「クリエーティブ」なサッカーを展開していましたが、チャビ、イニエスタが中盤を支配するようになったバルセロナからは、さらに「インテリジェンス」も強く感じられるようになりました!
ところで、「クリエーティブ」と言えば・・・、日本サッカーに一番足りないものではないでしょうか?
世界の決勝戦にお笑いタレントをゲストに呼ぶテレビ局・・・。
また、あるサッカー番組ではバルセロナの優勝を分析することよりも、お笑いタレントのどうでもいいリフティングをダラダラと放送するテレビ局・・・。
サッカーにお笑いがそんなに必要なのでしょうか?国民がサッカーにお笑いを求めているのでしょうか?
残念ながら、「これが日本サッカーのレベルなんです!」
そして、もう一つ、日本サッカーに足りないもの・・・それは「ファイティング・スピリット」です!
ベロンがバルセロナとの対戦前に「芸術が見たければ劇場に行けばいい。私たちはショーを見せるために来ているのではなく、勝つために来ています。」とコメントしていました。
34歳のベロンは言葉通り後半44分までバルセロナを追い詰め、エストゥディアンテスの監督、選手全員のファイティング・スピリットに激しく感動しました!
そこで、W杯対戦相手のオランダやデンマークからコケにされた日本代表に一言。
「W杯へ何をしに行くのでしょうか?」
クリエーティブなバルセロナのサッカーより、後半44分までバルセロナを追い詰めたエストゥディアンテスのサッカーから、日本サッカーは学ぶべきことが多かったと個人的には強く思います!
【スカパー!がTwitterで、W杯オフィシャルコメンテーターであるイビチャ・オシムさんのインタビューの一部をツイートしている。】
オシム氏「日本はサッカーがまだ社会の中に入り込んでない」 (本文記事)
オシム氏のコメントの中で「スカパー!はJリーグ全試合を放送してます、それには敬意を表しますが、それには責任もともないます」「Jリーグと欧州サッカー、両方を見た人に「これは同じスポーツか」と問われた時に正しく答える必要があります。そしてそれが視聴者や選手への教育になるのです」に激しく同意します!
「Jリーグと欧州サッカーは同じサッカーだろ!」「同じルールで戦っているサッカーに違いはあるのか?」と思う日本人は多く存在する・・・。
「Jリーグのサッカー」と「欧州のフットボール」は、明らかに違うスポーツです!
同じルールで戦っているスポーツでなぜ「違う」と言えるのであろうか?
そこで、「日本の柔道」と「世界のJUDO」は違うスポーツだと認識している日本人が多いので、引き合いに出してみます。
北京オリンピックで「日本の柔道」は「世界のJUDO」に惨敗しました・・・。柔道をよく知らない日本人が見ても「世界のJUDOは、まるでレスリング!日本の柔道が、本当の柔道だ!」と感じた人は多いことでしょう。
「日本の柔道」と「世界のJUDO」の違いを理解出来る日本人でも、「Jリーグのサッカー」と「欧州のフットボール」の違いを理解出来ないのは、そのスポーツが文化になっているかどうかではないでしょうか?
今、「日本の柔道」は「世界のJUDO」と戦うために、意識改革を行っています。
そこで、「Jリーグのサッカー」が「欧州のフットボール」に近づくために必要なことは、まず、この「違い」をメディアは恐れずに伝えること。そして、協会をはじめ私たちの意識改革が必要な時期に来ているのではないでしょうか?
とは言っても、ライト層だけのウケを狙いお笑いタレントを使って視聴率しか考えないメディアに、まあ期待しても無理ですな!
【Jリーグ準加盟の日本フットボールリーグ(JFL)町田ゼルビアは9日、元日本代表DFの相馬直樹氏(38)が来季の新監督に就任すると発表した。】
相馬氏が監督就任 町田ゼルビア(記事本文)
71年組の同期として、相馬くんには監督として期待しています!
小さいクラブの監督をして実績を積みながらビッグクラブの監督を目指すのは、とても良いキャリアの選択だと思います。
しかし、バルサのグアルディオラ監督のように育成からトップの監督になるキャリアもあって良いのかなと個人的に思います。
理由は、2016年から「下部組織出身3人ルール」が導入され、育成を重視、理解出来ない監督は、監督業を続けることが難しくなるからです。
“下部組織出身3人ルール”16年から導入へ(記事本文)
しかし、現状のルールではB、C契約で「飼い殺し」が出来てしまうので、本来、「A契約中、下部組織出身3人ルール」としなければ全く機能しないでしょう・・・。
また、Jリーグが「地域密着」をコンセプトにするのであれば、「地域出身選手枠」も当然、創設しなければなりません。
さらに、FIFAのルールと適合していく必要性からも、「下部組織出身枠」と「地域出身枠」のルールは早急に導入すべきでしょう。
さて、ヨーロッパのビッグクラブの監督の中で、下部組織の育成を重視・理解していないは監督は皆無ではないでしょうか?
しかし、Jリーグの監督の中でトップチームだけしかみない・みれない監督がとても多いと思われます・・・。
育成を重視してこなかったJリーグ。
相馬くんには、「育成重視の監督」を目指して欲しいです!
