FCバルセロナキッズキャンプがスタート!
FCバルセロナキッズキャンプは第1クール、第2クールが無事に終了しました。この2週間は子供達とホテルに宿泊していました。夜は3時まで翌日の準備をし朝は6時半に子供達を散歩に連れて行くハードな生活が続きましたが、今日は家に戻ってゆっくり休もうと思っています。
FCバルセロナキッズキャンプの映像はこちら
さて、キッズキャンプの開会式で子供達にキッズキャンプの3つの目的を伝えています。
1、サッカーを楽しむこと
2、新しい友達をたくさん作ること
3、新しいことにチャレンジすること
サッカーは体育ではありません。スポーツです。仲間と楽しむことが大切です。
サッカーは1人では出来ません。仲間のサポートが必要です。仲間とよくコミュニケーションを取ることが大切です。
サッカーは野球やバスケットよりもミスが多いスポーツです。ミスを恐れず仲間のサポートを信じてチャレンジする事が大切です。
また、このキッズキャンプの目的には「指導者の育成」もあります。
先日、バルサスクールコーチによる指導者講習会を開催しました。質疑応答の後バルサスクールコーチから逆に日本人指導者達へ「なぜ日本では子供達に戦術を指導しないの?」という質問が出ました。
このバルサスクールコーチ達のシンプルな質問に明確に回答出来る日本人指導者は残念ながらいませんでした。
日本の子供達はテクニックはあります。でも、サッカーは上手くありません。「テクニックはあるけど、サッカーは上手くない?」禅問答のようですが、要するに「賢くない」と言うと分かりやすいかもしれません。
最近、オシム監督になってから「考えるサッカー」という言葉が流行になりジュニアサッカーの試合で「もっと考えろ!」と叫んでいる指導者が多くなりました。
しかし、「賢いプレイ」をするためには戦術を指導する必要があるのに、戦術を指導しないで「もっと考えろ!」と子供達を罵倒している指導者は・・・どうなのでしょうか?一番考えた方が良いのは日本の指導者の方かもしれません。
FCバルセロナスクールコーチ達とミーティングをして、日本の子供達に一番足りない戦術をトレーニングメニューの柱にして、ベーシックなトレーニングを少なくしました。
子供達は初めて指導される戦術トレーニングに最初は戸惑っていましたが、徐々に慣れてくるとスムーズにボールが流れるようになりました。
日本人指導者達は、キッズキャンプのトレーニングを見て「バルサでは子供達にこんな高度な戦術トレーニングをさせているのか?」と驚いていましたが、キッズキャンプに参加している子供達が戦術トレーニングをどんどん吸収していく姿を見てさらに驚いていました。
子供達に戦術が必要か必要ではないか?
「ゲームをするためには戦術が必要でしょ!」というバルサスクールコーチ達のシンプルな答えに深く共感します。
「お団子サッカー」を否定するつもりはありませんが、戦術を知らず「お団子サッカー」から「賢いプレイは身に付かない」とはっきり言えます。
キッズキャンプは残り1週間となりました。気を引き締めて最終日を迎えたいと思っています。
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